特別支援学校の小学生をスクールバスに置き去り「降車確認を徹底していなかった」埼玉県
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3ad3ddeae31c3fd762471df4bda7765928f6fb0
埼玉県は、毛呂山町にある特別支援学校の小学生がきのう、下校時のスクールバスに、およそ40分間置き去りにされたと発表しました。
埼玉県によりますと、県立毛呂山特別支援学校のスクールバスは、きのう午前11時40分、下校する児童・生徒ら11人を乗せて出発しました。
午後0時20分ごろに、最後の停留所に児童を降ろしましたが、その後、1人の母親から午後1時前に学校に「子どもが戻ってきていない」と連絡がありました。
営業所に戻る途中のバスの車内を乗務員が探したところ、後ろから3列目の席で、横になって寝ている小学生を見つけたということです。
小学生は、最後の停留所で降りる予定で、それから、およそ40分が経っていましたが、体調などに異常はなかったということです。
埼玉県は原因について「目的地では本来3人が降りるはずが、2人しか降ろしていなかった」「運転手と乗務員が、バスの降車確認を徹底していなかった」と説明しています。
埼玉県では去年10月にも、加須市の騎西特別支援学校で、中学生が登校時のスクールバスで横になって寝ていて、およそ30分にわたって置き去りにされました。