高校駅伝の強豪として知られる福岡県大牟田市の私立・大牟田高校で、駅伝部の監督を務めていた男性教諭(50歳代)が昨年8月、部員の顔を複数回平手打ちする体罰を加えていた問題で、同校は10日、教諭が別の部員にも体罰を加えていたとホームページで公表した。

 同校や県によると、今年2月に全部員らを対象にアンケートを実施した結果、2021年から22年にかけて、部員の頭などを平手でたたいたり、横腹を殴ったりする2件の体罰が新たに判明した。

 教諭は責任を取るとして退職願を提出し、同校は受理した。
ただ、部員の保護者らから体罰を二度と行わないことを条件に駅伝部の指導を引き続き求める声があったことから、教諭を非常勤の部活動指導員・支援員として指導に関わらせるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/18a04e2e6e2513f50b002bd8f7239b47a1504404