ミャンマー北部ザガイン地域で11日、国軍が空爆を実施し、民間人ら少なくとも50人が死亡した。
英BBCビルマ語版などが報じた。民主派勢力などの集会が標的になったとみられる。国軍側は確認していない。
死者数は拡大する恐れがあり、国軍による空爆の被害として、2021年2月のクーデター以来最悪規模になる可能性がある。

 ロイター通信は民主派の「国民防衛隊(PDF)」隊員の話として、民主派組織の事務所開設式典が狙われたと伝えた。

 昨年10月には北部カチン州で、国軍が少数民族組織の記念式典会場を空爆し、市民ら少なくとも50人が死亡した。

https://www.daily.co.jp/society/main/2023/04/11/0016235025.shtml