ウォーターサーバーの水を配送中に死亡事故を起こした男。車の運転中、“ながらスマホ”で動画を見ていたという。

事故が起きたのは、東京・目黒区、柿の木坂の交差点。

4月10日午後7時すぎ、大内博子さん(74)が自転車に乗って横断歩道を渡っていた。すると突然、交差点を左折してきたワゴン車が衝突したのだ。

大内さんは意識不明の状態で病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。

現行犯逮捕の運転手は“ながらスマホ”をしていたと供述
警視庁はワゴン車を運転していた、会社員・岸良陸斗容疑者(27)を過失運転致傷で現行犯逮捕した。

事故当時、ウォーターサーバーの水を配送していたという、岸良容疑者。

警視庁の調べに対し「携帯電話で動画を見ながら運転していて自転車に気がつかなかった」と、運転中に“ながらスマホ”をしていたと供述。容疑を認めているという。

事故現場は見通しの良い交差点だった
事故があった現場は常に車が行き交い、交通量が非常に多い道路だが、見通しが良いことが分かる。

通行人:
(ここの事故は)聞いたことがなかったです。

通行人:
動画を見ながら運転していたんですか。気をつけても、運転手さんがそうやられると避けようがないので…。

ながらスマホが原因とみられる死亡事故。警視庁は今後、容疑を過失運転致死に切り替えて、事故原因を詳しく調べる方針だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/83b0aeff9e49e5dc9abefff58b931402382cab5e