「当選後の会見で、黒岩さんは白票の多さに、『自分への批判票と受けとめる』と発言していましたけど、まったくその通りです。
今回の知事選挙には知り合いと数人で投票所に出かけたんですが、みんなで白票を投じました」(50代女性)

「不倫メールがあまりにもお下劣だったので、抗議の意味も込めて白票を入れました。黒岩さんを支持しているとは思われたくありませんから!
黒岩さん以外の候補も知らない人ばかりで、今回の知事選は低レベルな選挙だったと怒っています」(60代女性)

回のアンケートの回答では、黒岩知事への投票の次に多い10人が白票を投じていた。
取材に応じてくれた山手マダムたちの10人に1人は、今回の知事選において「該当者なし」と判断したようだ。
知事選後の選管発表によれば、19年の知事選では白票などの無効票が8万8964票(2.93%)だったのが、今回は21万2148票(6.91%)へと倍増。

期日前投票を悔やむ声があったことも特記されるべきだろう。黒岩知事に不倫騒動が発覚したのは投票日3日前のこと。
そのため、期日前投票をすませた人で「知っていたら、別の投票行動をとっていた」と漏らす人も少なくなかった。

「事前に不倫を知っていれば、抗議の意味を込めて黒岩票でなく、白票を投じていたはず。何だか悔しくてなりません」(60代女性)

https://news.yahoo.co.jp/articles/bac1fdaadc4aa732066c24f034a9d2791527725a