もしも領土に落下していたら…武力攻撃かの判断は 北朝鮮ミサイル

明確な意図か、誤射か 判断は

 仮に、当初の予測通り、日本の領土や領海に落下した場合、「武力攻撃事態」に当たるのか。外務省関係者によると、相手国が明確な意図を持って、ミサイルなどで日本の領土・領海・領空を狙い、組織的・計画的に攻撃したのかが武力攻撃事態の認定基準になる。日本の領域に落下しても「誤射」ならば、武力攻撃とは見なされない場合もあるという。防衛省幹部は「ミサイルの領域への落下だけをもって判断するのは難しい。北朝鮮の行動などを慎重に、総合的にみる必要がある」と指摘する。

 急きょ開催された自民党国防部会などの合同会議では、「北朝鮮が本当に北海道を狙ったのか」「日本の探知能力でそこまでつかみきれなかったのか」などの意見が出たほか、慎重な分析を求める声も上がった。

 一方、韓国軍は今回のミサイルは、これまでとは異なる点があるとして、慎重に分析を続けている。

 韓国軍は、高い角度で打ち上げられ、飛距離は約1千キロと推定する。ここまでは3月16日に撃たれたICBM「火星17」と同じだ。

 ただ、今回は高度が比較的低いとみられる。このため、韓国軍はICBMの可能性も含めた「中距離級以上」の弾道ミサイルとの見方を示している。

https://www.asahi.com/articles/ASR4F6SFZR4FUTFK014.html