孫崎氏は、「今日は、安倍元総理の真犯人は山上容疑者ではないと主張します」と宣言したのである。
「山上(容疑者)は一言で言うと、オズワルド」
孫崎氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領とロバート・ケネディ元司法長官の暗殺事件を持ち出し、ジョン・F・ケネディ元大統領の犯人とされるオズワルド、ロバート・ケネディ元司法長官の犯人とされるエルサレム出身のパレスチナ系アメリカ人、サーハン・ベシャラ・サーハンの例をあげ、「この二人が犯人ではなく、別に真犯人がいる」というのと同じ意味で、「山上(容疑者)は一言で言うと、オズワルド」だと述べた。
孫崎氏は、なぜ山上容疑者が安倍元総理暗殺の犯人ではないと言いきるのかを、安倍元総理の体にできた銃創の位置の問題から説明していった。
孫崎氏「(7月8日に安倍元総理が銃撃された後、緊急搬送された奈良県立医科大学付属病院の福島英賢(ふくしま ひでただ)医師の記者会見で)、この人(救急医学教授・福島医師)はものすごく的確にしゃべっている。(中略)銃創が二つ、首の前、鎖骨の上、間隔が5センチくらいで、真ん中よりもやや右、ということを言ったんですね。(中略)これが(安倍元総理の)立っているところなんですね。山上さんが後ろから撃ってくるわけなんですね。一発目ばーんという音がする、後ろからくるわけだから、ここ(首の前)には当たらない」
岩上「当たるわけないですね、背後から貫通したとかいうのなら、わかりますが」
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