[13日 ロイター] - ウクライナの当局者によると、ロシア軍は13日、東部の要衝バフムトへの激しい攻撃を続け、南部ヘルソンにも砲撃を行った。

ウクライナのハンナ・マリャル国防次官は、激しい戦闘が東部戦線のあらゆる場所で起きていると通信アプリ「テレグラム」に投稿。大半の地域で攻撃を撃退したと明らかにした。

同氏によると、ロシア軍の攻撃はバフムトに集中しており、毎日40─50回の襲撃作戦と500回程度の砲撃を繰り返している。これに先立ち、ロシア軍は他地区からバフムトに部隊を移動させたという。

バフムトでの戦闘を主導しているロシア民間軍事会社ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は11日、バフムトの80%以上を支配していると表明したが、ウクライナ軍はこの数字は誇張されていると否定した。

ウクライナ政府高官は、大規模な反撃を開始できるように同盟国にさらなる兵器提供を求めている。ゼレンスキー大統領は13日、ビデオ演説で「同盟国に約束された兵器の納入を心待ちにしている。われわれは可能な限り勝利に近づいている」と語った。

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