中国賓訪問したブラジル大統領、華為をまず訪問…「米国を苛立たせる可能性」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d51538beec0a8c3ab54c36aa97409477ff953622

ブラジルのルーラ大統領が12日夜(現地時間)、中国上海に到着して4日間の国賓訪問スケジュールを開始したと新華社通信が13日、報じた。

ルーラ大統領は公式日程初日である13日午後、上海にあるファーウェイ(華為)技術革新センターを訪問した。
ファーウェイの梁華・理事会議長がルーラ大統領を迎えて5G技術と遠隔医療などの投資現況に対して説明した。
この席にはブラジルファーストレディのホザンジェラ夫人も同行した。ルーラ大統領はツイッターに「研究と革新に対する非常に強力な投資をしていた」と書き込んだ。

米国の制裁対象である中国通信装備企業ファーウェイに南米最大の大国ブラジルの大統領が訪問し、米中競争局面におけるブラジルの立場に注目が集まった。
ブルームバーグ通信は「米国はファーウェイを国家安全保障の主要脅威要素とみている」としながら
「中国が企画したルーラのファーウェイ訪問は米国を腹立せる可能性がある」と分析した。