エリートエンジニアの裏の顔は、児童ポルノのコレクターだった。


児童買春・ポルノ禁止法違反(所持、提供)の疑いで12日、兵庫県警少年課に逮捕されたのは東京都港区白金台の元IT企業の幹部、佐藤彗斗容疑者(23)。


昨年5月、佐藤容疑者は自身のツイッターに、「動画シェア」というアプリに保管されている動画を閲覧できるパスワードを投稿。家宅捜索で10歳前後の男児の全裸姿が写った動画を、同じ趣味を持つマニアに提供する目的でハードディスクに保存していたことが判明した。

「佐藤は児童ポルノ画像をインターネット上で無作為に収集していた。押収したハードディスクから約100万点のわいせつ画像が見つかり、そのうちの1万点が男女の児童ポルノだった。性器や乳房をアップで撮影したものや、子どもが性行為をしている動画もあり、白人の子どもの動画もかなり保存されていた。
趣味にしてはあまりに量が多過ぎることから、仲間と共有するのが目的だったのではないか。佐藤のツイッターには約3万人のフォロワーがおり、パスワードをツイートしたのも、フォロワー数を増やすためだったとみている」(捜査事情通)

調べに対し、「画像収集のプログラムを作り、それで収集した。他人に提供するつもりはなかった」と供述しているという。

2012年、名門麻布中学に入学した佐藤容疑者は、3Dプリンターを使った二足歩行ロボットを開発。麻布高在学中には、当時、ロボットベンチャーだった「ZEALS」にインターンとして参加し、高校生ながらマネジメント業務を任されていた。

16年からチャット(会話)とボット(ロボット)を組み合わせたチャットボット(ユーザーからの質問に自動で返答してくれるプログラム)の開発に従事。会話エンジンの開発やアプリの設計に携わり、19年に弱冠20歳でCTO(最高技術責任者)に就いた。

https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_933451/