「あんなにおとなしくて、この世界大丈夫かな?」と思われて…35歳になった平野綾の“同級生と話せなかったころ”

2006年に放映されたTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』は、ゼロ年代を代表する大ヒットシリーズとなった。
涼宮ハルヒ役の平野綾は一躍スターダムにのし上がり、『DEATH NOTE』(弥海砂)や『らき☆すた』(泉こなた)
『絶対可憐チルドレン』(明石薫)など次々と当たり役に恵まれ、“アイドル声優”の先駆的な存在として不動の人気を得た。
時の人となった平野だが、その裏で本人は悩みを深めていた――。

――当時はいまほどSNSが普及していませんでしたが、動画サイトに主題歌の「ハレ晴レユカイ」を踊ってアップするファンも多く
社会現象のようになっていました。『ハルヒ』以降、急に忙しくなりましたか?

平野 人生が変わりました。ハルヒに「あんたの決められた道はこれよ!」と、連れていかれたような感覚があります。

https://bunshun.jp/articles/-/61645