少子化財源、消費税含め議論を 財政再建「ラストチャンス」 同友会代表幹事

今月末に任期を迎える経済同友会の桜田謙悟代表幹事は18日、最後の定例記者会見に臨んだ。

 少子化対策の財源を巡る議論について桜田氏は「社会保険料の値上げで財源をつくろうとするのは、将来に責任を持った政治的判断とはいえない」と批判。消費税を含めた議論を「今すぐ始めるべきだ」と主張した。

 桜田氏は2019年に代表幹事に就任。政府の「新しい資本主義実現会議」の民間委員なども務め、財政規律の緩みに再三苦言を呈してきた。この日も、新型コロナウイルス対策で債務が膨張した日本の財政に強い危機感を示し、「(今が再建の)ラストチャンスだ」と訴えた。 
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