岸田首相爆発物事件 静岡県内の影響は? 統一地方選挙“後半戦”がスタート 候補者からは怒りの声

4月15日、和歌山県で岸田総理が演説する直前に爆発物が投げ込まれる事件があった。県内でも統一地方選の“後半戦”が始まったが、候補者からは事件への怒りの声があがっている。

和歌山市で岸田総理の演説会場に爆発物が投げ込まれた事件では、兵庫県川西市に住む男(24)が威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された。

安倍元総理の銃撃事件を受け、警備が強化されていたが、総理と演説を聞く人との間に壁となるようなものはなく、総理と容疑者の距離は10mほどだった。

この週末、静岡県内でも統一地方選の後半戦がスタート。候補者は警戒を強めていた。

候補者からは
「遊説が終わって家に戻るときに、周辺や玄関のそばに不審な者がいないかどうか気をつけたりしてる」
「言論を暴力で封じるとか、人がものを言えない状況を作るのはどうしても許せない」などの怒りの声も聞かれた。

選挙戦での警備について静岡県警の関係者は、候補者と演説を聞く人たちの距離が近くなるときがあると指摘。過去には候補者から「威圧感があるので距離を置いてほしい」と要望されたこともあったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e2718ea7f612719296a3e0e9e67c2e4fb60a687