相模原の商業施設に「静寂の時間」 感覚過敏のストレスを緩和 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-machida3712

相模原のショッピングセンター「アリオ橋本」(相模原市緑区大山町1)で4月19日、「クワイエットアワー」が行われた。(相模原町田経済新聞)

 クワイエットアワーは、発達障がいや聴覚障がいなどによる感覚過敏で外出にストレスを感じる人にも、安心して買い物をしてもらおうという取り組み。イギリスで始まった。

 商業施設では、情報の周知や楽しい雰囲気を作るために音楽や店内アナウンスが活用されているが、人によっては刺激が強くて疲れる要因になっているという。

 アリオ橋本での取り組みは昨年に続き2回目。今年はより多くの店舗から理解を得て、CDショップなど一部の店舗を除いてほぼ全館で行われた。

 開店時刻の10時、開店を告げる音楽とクワイエットアワー実施のアナウンスが流れた後、静寂の時間が訪れた。館内には、人の話し声が際立つほどの静けさがもたらされた。