地方「選挙の立候補者がいないんよ」、岐阜市「報酬月65万円出すぞ」過去最多の立候補者数 [256556981]

?2BP(1000) · 2023/04/20(木) 10:27:44.11

出馬狙い目？定数多く勝算＆報酬月６５万円　岐阜市議乱戦、最多５３人立候補
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/221414

?2BP(1000) · 2023/04/20(木) 10:28:12.17

　岐阜市議選（２３日投開票）は、定数３８となった２０１５年以降で最多となる５３人が立候補し、乱戦となっている。日本維新の会とれいわ新選組、参政党が初議席を狙って公認候補を擁立したほか、３０代の新人が５人出馬しており、なり手不足から無投票当選が増えている他都市とは対照的だ。れいわの幹部は「４０近くの定数なら議席が見込める」、３０代の新人候補は月額６５万円の議員報酬について「出馬の踏ん切りを付ける時にプラスになった」と語る。

　「５３人が立候補し、大変厳しい戦いになっている。どうかご支援を頂きたい」。１９日、維新の新人は名鉄岐阜駅前での街頭演説で声を張り上げた。

　維新とれいわ、参政の３党は、次期衆院選で議席を得るために、地方議員を増やして地域に足場を固める方針を取る。そんな中、３党がそろって熱視線を送るのが定数３８の岐阜市議選だ。市内全域から広く薄く票を取れば、当選ラインに届くと見積もる。

　定数６８の名古屋市議選は、政令市のため選挙区が区ごとに分かれる。名古屋市の場合、１選挙区で２～７人しか当選できず、組織力のある政党候補が居並ぶ中に割って入るのは至難の業だ。維新の新人は「名古屋市は挑戦しにくいが、岐阜市ならチャンスがある」と語る。れいわの幹部も「政令市の市議選は、県議選と同じような結果になる。少数政党には厳しい」と打ち明ける。参政も昨年から岐阜市議選での議席獲得を目標に立てて街頭活動を繰り返してきた。

?2BP(1000) · 2023/04/20(木) 10:28:19.86

　今回は「若手」とされる３０代の新人が、５人立っているのも特徴だ。うち２人は会社を辞めて挑戦した。

　東京のＩＴ企業を辞めてＵターンした新人は「近所の困り事を解決したかった」と出馬の動機を説明する。「当選までのハードルは高い。思いはあっても、簡単に踏み出せるものではない」とし、議員報酬が月額２０万円台の郡部でも出馬していたかについては「選挙はお金がかかるので、思いとどまったかもしれない。岐阜市は立候補しやすい環境」と話した。

　当選１１回の現職は「岐阜市は報酬がよく専業で議員ができるので、なり手が多いのだろう」と推測し、「自分は支援者が高齢化して減っている。今回は票読みができず、非常に厳しい」と打ち明ける。当選６回の現職は「新人が増えれば増えるほど、世代交代を求める期待票は分散して現職に有利となる」と推し量りつつ「自分の場合、地元に新人が立っており、苦しい戦いを強いられている」と危機感を示した。