JAC Digital主催のイベント「VUCA時代 組織に依存しない『スペシャリスト』というキャリア~副業でスキルに磨きをかける~」の模様をお届けします。
JAC Digitalアドバイザーの澤円氏と、UXデザイナーの助松裕一氏、IMS事業部部長の三浦功嗣氏が登壇し、「スペシャリスト」というキャリアについて深掘りしました。

澤:いいですね、ちなみにさっきの「仲間」というキーワードで言うと、僕が時々言ってるのは、
仲間に入れる時には「こいつはヤバい」という直感には正直になったほうがいいよ、ということです。

もし参加者の中に、スタートアップをこれから立ち上げたいと思ってる方がいらっしゃったら、
やることは仲間を探す、仲間を作ることなんですけど、やっちゃいけないのは「ヤバいやつを入れる」ことなんです。

助松:(笑)。これ、ポジティブの「ヤバい」ですよね?

澤:いや、ポジティブ「ヤバい」だったらいいんですよ。ガチヤバいやつ、ネガティブヤバいやつ。

助松:ネガティブヤバいやつ(笑)。それはなんでですか?

澤:特にスタートアップの文脈で「結果が出ていないのに、がんばってることの評価をやたら求めるやつ」のことです。
スタートアップとか初期段階は、プロセスより結果のほうが遥かに大事……もちろんプロセスも大事なんだけど、
最初は一気にブーストしていかなきゃいけないので、日々ちょっとした結果が大事なんですよね。
それを続けていかないと離陸することができないので。

そのためには「こんなにがんばったんだから評価してよ」というのは「飛び立ってから言え」なんです。
飛び立ってもいないのにそれをやられると、落っこちちゃうので(笑)。
https://logmi.jp/business/articles/328501