「物価の優等生」は死語に!? エッグショック後も、価格が高止まりしそうな理由
高病原性鳥インフルエンザが猛威をふるっている。卵を出荷できなくなる生産者が続出し、品不足が深刻化。卵の価格が高騰して、「エッグショック」と呼ばれる事態となっている。
JA全農たまご(東京都新宿区)が公開している相場情報によれば、東京の卸売Mサイズ基準値は1キロあたり340円となり、過去最高レベルだ(3月10日午前9時時点)。2022年の同日は190円だったから、1年でおよそ1.8倍も高くなっている。
スーパーなどでは、卵の価格が22年より約2倍になっている感があるが、それは卸売価格の高騰が反映されているからだ。これまで「物価の優等生」と呼ばれてきた卵が、かつてない高値になって家計を直撃している。夕刻には早々と品切れになっている店舗も散見されるようになった。
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