クサフグ産卵で海面白濁 命つなぐ神秘的な光景 宮崎・延岡
宮崎県延岡市鯛名町の入り江に、産卵のためにクサフグの群れが押し寄せている。4月から7月上旬まで見られる命をつなぐ神秘的な営みだ。
クサフグは体長15センチほどの小型のフグで、皮と内臓に猛毒がある。大潮と新月または満月が重なる日に大群が波打ち際に押し寄せて産卵する。
大潮の19日は、満潮の約2時間前に産卵行動が始まった。雌が産卵を始めると、周囲の雄が水しぶきを激しく上げながら放精。約1時間にわたり海面を白く濁らせた。
卵の直径は約0・5ミリ。3、4日でふ化し、引き潮に乗って沖に旅立つが、大半は小魚の餌となるという。
https://article.auone.jp/detail/1/2/2/101_2_r_20230420_1681993412326019?page=2
参考動画
https://youtu.be/2ZeAPdebmIM
https://i.imgur.com/A9vxmxh.jpg