https://www.daily.co.jp/society/economics/2023/04/20/0016266108.shtml

【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は20日、先進7カ国(G7)がウクライナ侵攻を続けるロシアへの制裁強化案として、一部の医療品などを除くほぼ全面的な輸出禁止措置を検討していると報じた。5月のG7首脳会議(広島サミット)に先立って当局者が協議しているという。ロシアの経済力をそぐ狙いがある。

 G7などは既に軍事転用できる製品や高級品など多くの物品の輸出を停止しているが、ほぼ完全な禁輸となればロシアへの打撃は必至。一方で、ロシアからの対抗措置も予想され、実現するかどうかは不透明だとしている。

 報道によると、これまでの制裁でG7や欧州からロシアへの輸出額はほぼ半減した。