埼玉県越谷市の路上で10日、女性(52)が男に首を切りつけられて財布などを奪われたとされる事件で、県警は21日、女性の説明が虚偽だったと発表した。自分で包丁を使い首に傷をつけたと話しているという。

県警は10日未明、けがをした女性を見た人からの通報を受けて現場に捜査員を派遣。女性が刃物のようなものを持った男に襲われたと説明したため、強盗致傷事件として捜査していた。しかし、防犯カメラに男の姿が映っていないなど不審な点があり、女性に詳しく話を聞いたところ、うそと認めたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230421-OYT1T50185/