仏教発祥の地インドに、立正佼成会の"法の華"ひらく コルカタ支部道場で入仏・落慶式 | 佼成新聞デジタル
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ディープシカ・ムツシュッディさん(39)が体験説法。結婚後、不妊に悩み、2015年から体外受精治療を受けていたが、3回目の治療で授かった子供を死産した体験を吐露し、苦しい中で佼成会に入会したと振り返った。妊娠を諦めて養子縁組を進めるべきか悩んでいたムツシュッディさんがシュモンさんに相談すると、導きの功徳を教えられ、「もう少しの忍耐を」と励まされた。ムツシュッディさんは仏を信じ、布教に邁進(まいしん)。その後再び体外受精に臨み、無事に妊娠、出産できた喜びを語った。さらに、この経験を通し、導きの功徳を実感したとし、「法華経への信心がより深まった」と力説した。

(中略

講話に立った國富理事長は、庭野会長のメッセージを代読した。庭野会長は、法句経(=ほっくぎょう。ダンマパダ)の「怨(うら)みは怨みによって報いれば、ついに消えることはない。怨みを捨てるとき、それが消えるのである」との一節を挙げ、それにまつわる古代インドの仏教説話を紹介。全ての対立や争いの根本原因に「怒りの心」があり、それを手放すことが重要と説示した。

(中略

サムヒタ・バルアさん(40)
「上座部仏教を信仰する家に生まれましたが、上座部仏教では先祖供養をすることがありませんでした。佼成会で先祖供養を学び、先祖のために自分自身で感謝のご供養ができることが、すごくうれしいです。新道場では、みんなで法座をやりたいです。法座は佼成会の一番大事なものといわれているので、毎日の小さな体験や小さな悩みを他のサンガと分かち合っていきたいです」