タコ遊具愛され半世紀、「身」に刻まれた「ありがとう」 お別れ会に3世代500人 川西
兵庫県川西市のニュータウン「多田グリーンハイツ」内の公園で、50年余り親しまれたタコの遊具が撤去された。
トンネルと滑り台が合体したような遊具で、半世紀以上、子どもたちの成長を温かく見守ってきた。
「たこさん、たくさんあそんでくれてありがとう」。
1月末に地元自治会がお別れ会を開くと、3世代約500人が駆けつけた。
その名も「タコ公園」(同市向陽台1)。
同市によると設置の経緯を示す資料は残っていないが、ニュータウンの開発会社が整備し、市に帰属したとみられる。
1968(昭和43)年に撮影された写真が残っており、設置時期は50年以上前だという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202302/sp/0016060530.shtml