女子高生420人分の個人情報が盗難 逮捕の男の自宅から文書発見、悪用は確認されず 岐阜県教委

 岐阜県教育委員会は24日、県立高校6校で計420人(在校生2人、卒業生418人)分の女子生徒の顔写真や名前などの個人情報が記載された文書(個人調査票など)が盗難にあったと発表した。愛知県警に逮捕された男の自宅から文書が見つかり、盗まれていたことが分かった。現時点で個人情報の悪用は確認されていない。

 盗難の被害に遭ったのは、岐山高校が個人調査票128人、加納高校は個人調査票90人、羽島高校は個人調査票73人、大垣南高校は個人調査票(災害時帰宅ルート調査票を含む)114人、大垣商業高校は個人調査票2人と部活動登録票4人、関高校は個人調査票9人。個人調査票の対象者は2009~21年度の入学者。

 被害者のうち、333人には謝罪や説明はしたが、岐山57人、羽島10人、大垣南20人の計87人(入学年度09~20年度)とは連絡が取れていない。県教委は各高への問い合わせを求めている。
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