漆芸家の男性が所得3億3000万円申告漏れ、1億7000万円追徴課税…名古屋国税(読売新聞オンライン)
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漆や金粉を用いて壊れた陶磁器を修復する伝統技法「金継(つ)ぎ」を行う名古屋市の漆芸家の男性が、名古屋国税局の税務調査を受け、2021年までの5年間で計約3億3000万円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。金継ぎに関する教室の講師などで得た収入を申告していなかった。一部は悪質な課税逃れと判断され、重加算税の対象となり、追徴税額は約1億7000万円に上る。
男性は一般社団法人「漆芸伝承の会」を主宰する栗原義博氏。関係者によると、17~21年の収入計約4億2000万円を申告していなかった。経費を差し引いた約3億3000万円が所得と認定された。栗原氏は「怠慢だった。期限後申告し、納税を済ませた」と話した。