北朝鮮・平壌に世界最大の犬肉レストラン建設「甘くて美味」 | 東スポWEB
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北朝鮮の首都・平壌に世界最大の犬肉レストランが建設中だという。ロシア政府のメディア「ロシースカヤ・ガゼータ」が報じた。
平壌の一等地の川沿いに建設中のレストランは数階建てで、伝統的な東洋の絵画風に作られている。高床式で伝統的な北朝鮮の建築様式だという。また、川を見下ろす大きなオープンテラス席がある。建設規模からすると、朝鮮半島最大どころか世界最大の犬肉レストランになりそうだ。店名は「犬肉デリカシーハウス」だそう。
北朝鮮では犬肉は伝統料理で、「甘い肉」と呼ばれるほど美味で、豚肉の倍以上する高級食材だ。鍋の「補身湯（ポシンタン）」が有名だが、朝鮮中央テレビでは毎年のように、犬肉料理コンテストを放送し、水炊き、腸詰め、角煮などの新レシピが作られている。
中国、韓国も伝統的に犬肉を食べてきたが、世界からの批判の声に押され、犬肉の消費が急速に減っている。ロシースカヤ・ガゼータによると、「北朝鮮で犬肉は伝統料理であり、西側の活動家からの圧力には屈しないと考え、世界最大のレストランを建設した」という。
また、英紙メトロは２日、「北朝鮮は健康的な食生活の一環として犬肉レストランを作っていると発表しているが、北朝鮮の国民が飢饉に直面する中で人々の食生活を改善する取り組みだ」と報じた。中国、韓国から犬を安く輸入するということだろうか。
