宮台さん「知識人憎んだ可能性」
襲撃捜査の終結受け

東京都立大のキャンパスで同大教授の宮台真司さん(64)が襲撃された事件で、警視庁が容疑者の男を容疑者死亡のまま書類送検したことを受け、宮台さんは9日、インターネット上のビデオ映像で「推認」と断った上で「(容疑者は)知識人や学者を憎んでいた可能性がある」と述べた。

 動機解明に至らないまま捜査終結となったが、宮台さんは、容疑者の自宅の物置から見つかった「知識人やマスコミが威張り散らし、人を踏みつけにしているのが戦後の社会」などと記されたメモ帳について言及。自身が被害を受けたことについて「(自分の言葉の)何かが彼の心に刺さり、『こいつにしよう』と思った可能性がある」と分析した。

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/279576


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