英児童、230年前の石像にクレヨンで落書きか
https://news.yahoo.co.jp/articles/00361d07b7056c61e949c0a7ec137708990548ff
【NEWSIS】英国のある博物館を訪れた子どもが
筆記具として提供された青いクレヨンで文化遺産に落書きをしたと思われる出来事があった。
英BBC放送が23日（現地時間）に報道した。
報道によると、英国の文化遺産保存のための慈善団体ナショナル・トラストが、
ウスターシャー州ウスターの博物館にある230年前の彫刻像に落書きされていたのを
8日に見つけたとのことだ。
この彫刻像は1802年に製作されたものと推定され、ギリシャ・ローマ神話に登場する
水の妖精ナーイアスとセヴァーン川の妖精サブリナの姿を形象化した文化遺産だ。
同紙は、この彫刻像の顔や腕、胴体全体に青いクレヨンで落書きされていたと報じている。
この青いクレヨンはイースター（復活祭）期間中に博物館を訪れた
子ども連れの家族に提供される筆記具だった。
イースター期間の1週間にわたって行われたこの家族体験コースには
数百人が集まって混雑し、規制が難しかったという。
同博物館の全般的な運営を担っているナショナル・トラスト側は、
クレヨンで毀損（きそん）された彫刻像の修復作業と共に、
博物館の大掃除を理由に入場を一時的に禁止している。
ナショナル・トラストの関係者は「このようなことが発生して遺憾だ」
「現在まで数百万人が訪れたが、このような事件は非常に珍しいことだ」と話した。
