セブンイレブン元オーナー二審も敗訴
24時間営業をやめたセブンイレブン元オーナーと本部の契約解除をめぐる裁判。4月27日、大阪高裁は１審の判決を支持し、元オーナーの訴えを退けました。
東大阪市にあった「セブンイレブン」元オーナーの松本実敏さん。裁判のきっかけは2019年、人手不足を理由に松本さんが本部に同意なく営業時間を短縮したことです。
これに対し、セブンイレブン本部側は契約違反だとして違約金を求め、さらに松本さんの接客態度で客からのクレームが多いとして契約を一方的に解除、店の明け渡しを求めました。
もともとあった店の前には、本部の仮店舗が営業するという異様な光景です。
松本さんはクレームは言いがかりで再びオーナーとして取引できるよう訴えを起こしましたが、2022年6月、大阪地裁の1審判決では松本さんの訴えを退け、セブンイレブン側の主張を認めました。
4月27日の控訴審判決で大阪高裁は、「松本さんの接客はブランドイメージを低下させ、契約解除事由にあたる」として控訴を退け、1審同様、松本さんに店舗の明け渡しなどを命じました。
【元オーナー】「オーナーが虐げられていることを伝えるため始めた裁判、最高裁にいっても最後まで戦い続けたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8fab3da9a1bd35c9209d442985338999a0b2914
