https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016294954.shtml
警察の留置施設に勾留された男性の高級シャツ3枚(販売価格計約20万円)を誤って仕分け、結果的に捨てられてしまったとして、兵庫県警は28日までに、神戸市内にある警察署の総警務部門に勤める警察官3人を所属長注意処分とした。神戸新聞社の情報公開請求で分かった。
県警によると、シャツは、高級ブランド「モンクレール」2枚、「バレンシアガ」1枚。
2022年11月、3人は、事件で逮捕された男性被留置者の私物を仕分けた。シャツ3枚については、男性の意向で保管扱いとするはずだったが、誤って返却の手続きをとり、2日後に来署した親族に手渡した。親族は受け取ったシャツを処分したという。
23年2月、移送に当たって私物の確認をした男性が、シャツがないことに気付いて発覚した。