インドネシアから開催権剥奪 U?20W杯
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【バンコク=藤川大樹】国際サッカー連盟(FIFA)は、5月に開幕するU-20(20歳以下)男子ワールドカップ(W杯)の開催権をインドネシアから剥奪すると発表した。
同国内でイスラエル代表の参加に反対する声が上がっていたのが理由とみられ、現地では落胆が広がっている。
FIFAは3月29日付の声明で「現在の状況を鑑み、インドネシアの開催権を剥奪することを決めた」と説明。
5月20日〜6月11日の開催日程は変更せず、新たな開催地は「できるだけ早く発表する」とした。
インドネシアに代わりアルゼンチンが名乗りを上げているという。
FIFAは詳細な理由を説明していないが、AFP通信によると、バリ州の知事が青年・スポーツ省に宛てた書簡で、パレスチナ問題を理由にイスラエル代表を大会から排除するよう求めたことなどが原因とみられる。