岸田文雄首相に和歌山市の雑賀崎漁港で爆発物が投げつけられた事件は4月29日で発生から2週間となる。木村容疑者は一貫して黙秘を続けており、変化はないという。捜査関係者によると、押収品の分析などから木村容疑者は、安倍晋三元首相の銃撃事件を参考にしていた可能性があるようだ。


 事件当日、和歌山県警は木村容疑者の自宅を家宅捜索した。捜査関係者によると、押収したパソコンやスマートフォンの検索、閲覧履歴には、政治に関するものが多数、含まれていたという。


「統一地方選、衆参補選の期間中は毎日数時間、パソコンやスマートフォンで政治関係のサイトを見ていたようだ。岸田首相が和歌山入りするのは報道で知ったようで、その後自民党のホームページなどで何度も確認している。雑賀崎漁港へのルートについても綿密に調べていた形跡がある」



https://news.yahoo.co.jp/articles/d87f37e09d63062be6df4ea4c23b987048c1d132