ロジクールの変態技術がガチのマジで変態過ぎると話題に [303493227]

?2BP(3334) · 2023/04/30(日) 22:39:19.14

「60秒で耳型を採る」イヤホン『G FITS』レビュー。ロジクールの変態技術にシビれる! USBでSwitchにも楽々接続
by つくね伯爵編集部
2023.04.29 10:00 更新

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『G FITS』レビュー
耳型が採れる変態機構

　このイヤホン。耳型を採って、ユーザーの耳にぴったりなイヤーチップを作ることができます。

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　自分だけのイヤホンを作るカスタム・イン・イヤー・モニター（イヤモニ）は耳型を採取してから制作に数ヵ月かかり、本体だけでも数万円はするのでハードルの高い機器ではあります。この『G FITS』は簡易的にではありますが、ユーザーの耳の形を採ることができるのです。

　カスタムフィットの手順をご紹介します（といっても、専用アプリの指示に従って作業するだけ）。スマホとイヤホンをペアリングして、耳に装着、イヤホンのLEDが点灯してじんわりと温かくなります。わずか約60秒でユーザーの耳の形に合わせて固まります。イヤーチップは“フォトポリマー”という光に反応して硬化する素材を採用しているそうです。

　これで、つくね伯爵専用ゲーミングイヤホンの完成です！カスタムされた製品ってやっぱり特別感があってアガりますね。

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左右のイヤホンを見比べてください。それぞれ違う人の耳型なので形状が全然違いますよね。

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　イヤーチップ形成のための熱と紫外線の装置をイヤホンに搭載しています。最初のフィッティングのための機能です。こんなアイディアを大量生産のガジェットで展開してしまったロジクールさんの胆力におそれいります。

　一度形成するとやり直しはできません。箱から出して「さあ耳型を摂るぞ」となるので、なかなか緊張感がある作業でした。

　全部自分で調整するので、理想の装着感にバチッと作成するのは人によっては難しいかもしれません。マウスピースを歯医者さんでなく、市販のキットで簡易的に作るみたいなイメージと考えていただければと。

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アプリで「自撮り写真を撮る」というモードにすると光ります。それ以外ではピカピカしません。

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　また、フィッティングについては作ったものの「装着感があんまりしっくりこない」なんてこともあるかもしれません。専用アプリからフィットを確認してサポートを受けることもできます。また、スペアのイヤーチップを4950円［税込］で2023年夏以降に販売予定です。

　じつはこの製品はすでに昨年から米国などでは販売されていました。日本での販売がこのタイミングになったのは、サポート体制やスペアのイヤーチップなどの用意をしていたためだそうです。

　余談ですがこのイヤホン。ほんのりとぶどうの香りがします。それに気づいてからケースから取り出すたびに匂いを嗅いでしまいます。

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ケースはこんな感じ。

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ズレない、取れない

　『G FITS』をPCに繋げてゲームをしたり、スマホに繋げてラジオを聞いたりと日々を過ごしました。自分の耳型を採っただけあり、ズレなくて落っことしにくいです。製品説明をしていたロジクールの担当者さん曰く「ブレイクダンスしても全然取れない」とのこと。IPX4の耐水性・耐汗性を備えているのもうれしいポイント。片耳だけに装着してランニング等の運動にもぴったりでした。

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　装着感については、フィットはするのですが形状がしっかりしており、素材が固めなので「何かを着けてる」という感じがしてしまいます。僕の好みとしてはぐにゃぐにゃのシリコン素材のほうがつけ心地はいいような気がしました。コレばっかりは個人の好みですので……。

　機器との接続についてはBluetoothとUSB接続ワイヤレスLIGHTSPEEDの2種類があります。LIGHTSPEEDはBluetoothより低遅延で安定した接続ができます。PC以外にもNintendo Switchやプレイステーション5でも利用可能です。しかも、ドライバーのインストールなしで使えます。遊びたい機器にUSBレシーバーを差してサッと接続できるのは快適でした。