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「私は底辺校で講師をしています。かつての自分のような高校生が見捨てられています」

「どうせキャバクラで」
コロナ禍で授業がリモートになったとき、ヤヨイさんは生徒が自宅で作業できるよう、名前を書いたレジ袋に画材をまとめて入れて渡しました。ある女子生徒は、「先生が名前を書いてくれた」とそのレジ袋を捨てずに大事そうに畳みました。

その女子生徒はヤヨイさんに、別の教員から「お前はどうせキャバクラで働くやろ」と言われた、と打ち明けたうえで、卒業後の夢を語ってくれました。