画像生成AIでイラストレーターの失業増加 求人7割減の都市も
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画像生成AIツール「DALL-E2」、「Midjourney」、「Stable Diffusion」などが2022年に発表され、
AIを活用した画像生成技術は飛躍的に進歩した。ユーザーがテキストを使ってヒントを与えるだけで、
AIが精巧で美しい画像を生成する。

テンセントなどの業界大手から小規模な開発チームまで、
中国のゲームメーカーはこの数カ月に相次いでこれらのソフトウェアを使用してキャラクターや背景、
宣伝資料をデザインするようになった。

フリーのイラストレーターとして働くAmbeさんは、
これまでゲームのポスターを1枚制作するごとに約3000~7000元(約5万8000~13万6000円)の報酬を得ていた。

しかし、今年2月以降こういった仕事の機会は失われてしまった。
多くのゲームメーカーがAI画像ジェネレーターを使用し、わずか数秒でイラストを作成しているというのだ。

今やゲームメーカーからの依頼は、画像の明るさや(キャラクターの)体の傾きを調整するなどわずかな修正を入れる程度にとどまり、
提示金額も以前の10分の1になったという。