歌手の橋幸夫(79)が1日、東京・台東区立浅草公会堂でラストコンサート『橋幸夫コンサート~人生は長いようであっという間 夢を持って生きよう!~』を開催。歌手活動を引退した。
コンサート開演前に取材会も実施。
ラストコンサートの日を迎えた心境を問われると橋は「本当に最後です。感無量という言葉がありますけど、心の中はやることがいっぱい」と苦笑いで明かした。
「寂しさはないですけど、ファンが『泣いちゃう』と。それにつられて私も涙が出ちゃうかもしれない」と話していた。
「かれこれデビュー63年経ってます。63年というと相当長い時間」と改めて月日の流れをしみじみと語る。
「同輩たちもだんだん辞めたり…。先輩もほとんどいらっしゃらない。これは当たり前のことで仕方ないけど寂しいなと思う」と胸の内を明かしながらも「そういう中で63年も頑張って来れた、と感謝でいっぱい。
こういう形でラストコンサートを開けるうれしさもある」と語っていた。
https://news.nifty.com/article/entame/music/12173-2313679/