中森明菜の父親が語った「マッチとの関係性」とは…異例づくしの「破局会見」で、物議をかもした“謎の金屏風の真相”


 中森明菜が表舞台から姿を消して5年あまりが経つ。デビュー40周年を迎えた昨年、ついに長い沈黙を破り、公式サイトにて「何がみんなにとっての正義なんだろう?」とファンに語りかけた。歌手人生のあらたな扉を開こうとする彼女は、いま何を思うのか。

 

事務所を失い、家族とも距離が

 明菜の自殺未遂の後、家族は彼女の病室に駆け付けた。しかし、明菜が最も信頼していたはずの母親とも、時に涙を流して抱き合っていたかと思えば、突き放したような物言いで遠ざけることもあり、周りからは窺い知れない複雑な感情が入り混じっているように映った。

 
「明菜は近藤との約5年の交際期間の間、89年の自殺未遂の前にも睡眠薬を飲んだり、カミソリを持ち出したりして自殺を図ったことが複数回あったと聞いています。帰りの遅い近藤を玄関で待って、そのまま寝落ちしてしまうような一途なところがあって、ちょっとした諍いが原因だったようです。

 ただ、それは彼女が絶頂期を迎えていた85年頃から始まっています。彼女にはまた自殺を図ってしまう恐れもあった。いつまでもマスコミに追われて逃げ続けている訳にもいかないし、お詫びの会見をやって線を引き、再起を期すためには、まず所属事務所を整える必要がありました」


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