セブン&アイ、大型のセブン―イレブン「SIP」を千葉県内に複数出店へ
セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長が2日までに読売新聞の取材に応じ、生鮮や冷凍食品などの売り場を拡充する新しい大型のセブン―イレブン「SIP(シップ)ストア」について、今年中に千葉県内の駅前や住宅街に複数店を出店すると明らかにした。
SIPは、S(セブン―イレブン)、I(イトーヨーカ堂)、P(パートナーシップ)の略だ。SIPストアは売り場面積が通常のコンビニよりも約1・5倍と広く、品数も2倍程度と多い。共働きや単身世帯の増加を受け、同じグループのイトーヨーカ堂の知見を生かしながら、コンビニよりも生鮮や冷凍食品の品数を増やす。
井阪氏は「(消費者に)どういう品ぞろえが期待されているのかを考えて店作りをする。グループ全体の供給網を総動員する」と述べた。今後、千葉県での検証を基に、出店計画や品ぞろえなどの詳細を決めていくという。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230502-OYT1T50136/