中国科学院古脊椎動物・古人類研究所によりますと、同研究所と英ブリストル大学の共同で、広西チワン族自治区内で出土した古代魚の化石を研究した結果、甲冑魚の一種である九尾キツネ甲冑魚だと確認されました。
全長約10センチの小型甲冑魚で、全身が細かいひし形のうろこに覆われており、4億1000万年前の古生代デボン紀早期に生息していたとされています。
甲冑魚尾びれの化石が完全な状態で発見されたのは、世界初です。関連する研究成果は、中国の総合的な英字学術誌である「ナショナル・サイエンス・レビュー(National Science Review)」の公式サイトで公開されています。
https://www.afpbb.com/articles/-/3459754
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