【神奈川】横浜中華街と元町商店街のすぐ脇を流れる横浜市中区の中村川で、大量のクラゲが発生している。4月末から川を埋め尽くし、ネットにもクラゲ写真の投稿が相次いだ。

 横浜市によると、大きさ約20~30センチのミズクラゲ。横浜中心街の河口近くにクラゲが出現するのは毎年の恒例という。

 新江ノ島水族館(藤沢市)でクラゲ飼育を担当する水村由美さんは「例年に比べて水温が高く、エサのプランクトンも多いため、夏ごろに現れるクラゲが今の時期に現れた可能性がある。強い毒はないものの、触るとかぶれたりする可能性もある」と話す。潮の満ち引きや風の強さなど様々な条件がそろって大量発生につながるという。

 近くに住む大野幸子さん(81)は「ニュースで知って見に来た」と話した。(手代木慶、阿部育子)

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