助けを求められず… 印鑑をカラーコピーし公文書偽造(福井県)
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公文書の紛失が発覚するのを恐れて、決裁欄に上司や同僚の印鑑のカラーコピーを張り付け、書類を偽造したとして、県は2日、会計局の出先機関に勤務する60代の再任用職員を減給10分の1(6カ月)の処分とした。職員は同日辞職願を提出し、受理された。(5月3日)

県によると、この職員は令和4年度に在籍した別の部局で、民間企業との委託事業に関する公文書を紛失したものの、発覚するのを恐れて、決裁を得たように偽造していたという。決裁を得ていないものや隠ぺいした公文書は合わせて17件に上り、県の調べに対し「手続きが先延ばしになり、助けを求めることができない精神状態で、本当に申し訳なかった」と話しているという。