コロナ禍で消えかけた「挨拶」の文化…アフガニスタンが行う挨拶時の「キスの回数」が多すぎる(現代ビジネス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/87e0057241b0df55579f33f86aec0a4c93c624c3
https://gendai-m.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/1280m/img_f30ec5d3987ffccd6aced4491ab74496963840.jpg
アフガニスタンでは、同性同士の挨拶の際、目を合わせて「アサラムアライカム」(こんにちは)と言いながら顔を寄せ、互いの頬にキスをしあう。
一部の地域では、その数がなんと8回にも上るという。アフガニスタンの男性はひげを蓄えていることが多いので、最初は「ジョリッ」とした感覚に戸惑う人も多い。
アラビア半島南端部に位置するイエメンには、手の込んだバージョンの挨拶がある。手を握りあい、まずは片方が握った相手の手を自分の口に持ってきてキスし、それが終わると相手も同じ動作を繰り返す、というものだ。
中東や、コンゴなどアフリカの一部では、年長者への敬意を示すために額にキスをすることもある。
インドやバングラデシュでは、高齢の女性に挨拶する際、足にキスをする。一般的に清潔だとされていない足にキスすることで、強い服従を示すのだそうだ。
制限が緩和されつつある海外旅行の際は、現地の人々の「挨拶」にも注目してみよう。(若)
かつて本当にあった世界の「珍挨拶」
(1)乳房を吸う(ニューギニア島)
来訪者は村の首長の妻の乳房を吸う。ニューギニアの村で行われた
(2)ペニス握手(オーストラリア)
ペニスを相手の手に押しつけ、ゆっくり引き抜くことで挨拶する
(3)自分の顎ひげをなでる(日本)
アイヌ民族の一部が行った挨拶。両手をこすり合わせた後に行う
(4)胸を強く叩く(フエゴ諸島)
相手の胸を平手で3発強烈に叩き、役割を交代して同じことを行う
(5)サメの歯で自傷(タヒチ)
嘆き悲しむようなジェスチャーとともに、サメの歯で自らを傷つける
「週刊現代」2023年5月6・13日合併号より