世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は5日、新型コロナウイルス感染症を巡る緊急事態宣言の終了を発表した。感染症などに対するWHOの最高度の警告であるこの宣言は、2020年1月30日に出されてから約3年3カ月続いた。ワクチンの普及などにより重症化率が下がり、死者数も減少。各国でコロナ禍前の日常生活が戻っている現状を踏まえた措置。WHO集計の3日時点の世界の累計感染者数は7億6500万人超、死者は692万人以上。

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