https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d52d1489c192d1921d2f4a494a66dcfe50bc3f
“スリルと安全”の両立 北山川「観光いかだ下り」始まる “保津川下り転覆事故”受け『安全確認』徹底
和歌山県の北山川では、観光客に人気の「観光いかだ下り」が始まりました。京都の保津川で起きた転覆事故を受けて、例年以上に安全対策に目が向けられています
大自然の中、丸太で出来た筏が、かじをとる筏師を先頭に豪快に川を下っていきます。
本格シーズンを迎えた和歌山県北山村の「観光いかだ下り」は、日本で唯一丸太を組んだ筏で川下りが楽しめるとあって、観光客から人気を集めています
【乗船した人は】
「家族のいい思い出になってすごく楽しかったです」
「天気も恵まれて自然と一体になったって感じ」
不安定ないかだで激流を下るスリルが魅力の1つですが、ことしは例年以上に安全面に注目が集まる中でのスタートとなりました
ことし3月、京都府亀岡市で保津川下りの舟が転覆し、乗客と船頭あわせて29人が川に投げ出される事故が発生し、舟にのっていた船頭2人が死亡しました
事故を受けて、北山村のいかだ下りを運営する事業者は、近畿運輸局の安全確認を受けました
「落水者を想定したような事故の訓練、実施されていますでしょうか」
ライフジャケットの着用や、いかだへの無線の設置などを徹底
従来から安全対策には力を入れてきましたが、これまで同様ライフジャケットの着用や、いかだへの無線の設置などを徹底し、安全運航につとめています