「返信は1分以内」未成年を思いとどまらせるSNSカウンセラーのお仕事が楽しそう。 [605252726]
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吹き出しの中には重い言葉が並ぶ。「生きていても価値がない」「首をつる場所を探しています」……チャットで相談に応じるのは「SNSカウンセラー」と呼ばれるプロたちだ。顔が見えず、声も聞こえない――そんな相手と文字だけで向き合っている。
【画像】SNS相談に届いたメッセージ。「死」や「虐待」などの危険な言葉が届くと、赤字で強調されるシステムになっている(画像を一部加工しています)
金沢市郊外の一軒家の一室。市の委託を受けて2021年に開設した「女性相談@金沢市」では、カウンセラーがLINEを窓口に相談を待つ。その一人、森辰美さんは以前、緊迫する場面に遭遇した。
「死にたい」
人間関係に悩む若い女性からのメッセージだった。
「死にたいくらい、辛(つら)い気持ちを抱えているんですね」
あえて質問はしない。相手は理由を語れないほど追い詰められているからだ。
「ごめんなさい」
「謝らなくてもいいよ」
「もう無理」
「限界を感じてここに来てくれたんだね。ありがとう」
会話はほとんど一言だ。詰問されているととられないよう、極力「?」は使わない。
「雨にあたってないですか」
「ちょっと濡(ぬ)れた」
「どんな場所にいるの」
「楽になれる場所」
「楽になれるって」
「高いところ」
女性の言葉に相談室の緊張感が高まる。
「走らないといけないかも」。森さんはカウンセラーが現場に駆けつける準備を進める。
「傘を持って迎えに行きたいよ」
「大丈夫」
「周りに明かりはあるかな」
「自販機がある」
「温かいものを飲みながらもうちょっとお話ししましょう」
会話を途切れさせないよう、慎重に言葉を選んで打ち込む。
「今日は何してたの」
「仕事」
「昨日寝られたかな」
「少し」
雑談で話題を変える。高い所から飛び降りる意識をそらす。
「話せてよかった」
「一緒にいるからね」
「ありがとう。もう少ししたら帰る」
「お話ししながら帰りましょう」
好きな食べ物の話など、たわいのない会話を文章で交わしていく。
「ありがとう。もう大丈夫」
「火曜日、またここに来てね。待ってるよ」
「うん」
相談室に張り詰めていた緊張が解けた。
「これで、少なくとも火曜日までは命をつなぐことができる」。森さんも胸をなで下ろした。
金沢の相談室では、火、金曜の午後6~9時に2人1組で相談に対応する(28日まで)。カウンセラー同士がパソコンのビデオ通話で会話しながら返信を考える。1人が返信を打ち込む間、参考になる情報を補佐役がネットで検索する。良い情報が見つかれば、相談者とのトーク画面にURLを貼り付けて共有する。緊急時には児童相談所や女性支援団体などに電話で連絡するのも補佐役の役割だ。
相談者の年齢層は、10~70代と幅広い。森さんによると、昨年度はコロナ禍による解雇や家庭環境の悪化に関する相談が多く、今年度は孤独にまつわる相談が増えた。
「目の前にはいなくても、私は『あなたに生きていてほしい』という思いを伝えている。それだけでも、支えになるのかな」
SNSだからこそ拾えた声もある。
カウンセラー歴30年以上のベテランで、全国SNSカウンセリング協議会(東京)の常務理事を務める浮世(うきよ)満理子さんは言う。
「日本で性的虐待に悩む子どもが、こんなに多いのかと初めて知りました」
数年前、浮世さんのもとに中学生の女子生徒から自殺をほのめかすメッセージが届いた。やりとりを重ねると、同居する父親から毎日のように性的虐待を受けていることが分かった。
生徒は携帯電話を持つことが許されず、自宅の電話の履歴も父親にチェックされていた。そこで、持っていた学習用のタブレット端末から、SNS相談の窓口にアクセスした。浮世さんは、頼れる人のもとに逃げ込むよう提案。生徒は親族に無事、保護された。
浮世さんは振り返る。
「声にならない悲鳴をテキストを通じて懸命に発信している子どもがいる。SNSは相談の入り口でもあり、最後の砦(とりで)でもあるんです」
SNSカウンセラーは、同協議会が19年に創設した民間資格だ。きっかけは、ツイッターでつながった男女9人が殺害された神奈川県座間市で起きた17年の事件だった。
国は18年3月、SNSで自殺相談をする民間団体に補助金の助成を始めた。
SNSカウンセラーの登録者数は初年度の500人から現在は1300人に増えた。全国的にも金沢をはじめ、SNSによる相談窓口は増えつつある。
カウンセラーの一人は言う。「SNSは使い方を間違えればけがをするけど、うまく使えば自分を守る人ともつながれる。表裏一体なんです」
SNSカウンセラーの資格を得るには心理カウンセラーの資格か、関連の国家資格が必要だ。これに加えて、文字だけで感情をくみ取る技術を同協議会が開く養成講座で学ぶ。
金沢のSNSカウンセラーの一人は「相手の気持ちの変化は、メッセージにも表れる」と話す。最初は深刻な悩みを打ち明けていたはずが、徐々に打ち解けて「(笑)」や「!」など、くだけた表現が混ざる。返信の間合いにもわずかな変化が生まれる。
文字を打ち込むトレーニングもSNS相談には欠かせない。返信が遅れると相談者に不安を与える可能性があるからだ。相手のペースに合わせながらも、1分以内に返信するのがセオリーだという。
テクノロジーの進化とともに、新たな相談手法も登場している。
浮世さんによると、近年ではメタバース(仮想空間)でアバター(自身の分身)を通したカウンセリングも始まったという。電話ではうまく話せない10代の子も、メタバースでは、不思議とゲーム感覚で話してくれることもあるそうだ。
浮世さんは「ツールに合わせてカウンセラーに必要なスキルが増えていく。私たちも変化についていかないと」と力を込めた。(川辺真改) なるほどこういうテクニックがあれば女子中学生とエッチできるのか 長考しちゃうタイプだから即返事書くの苦手だわ
5chでレスバトルしてる人も素直に尊敬する ChatGPTにやらせろ
破綻してバレて死なれて元々
バレなかった分だけ命が助かると思えば 逆に即レスするとキモいって聞いたからしばらく待ってからDM返してるけど…即レスしていいのか? >>6
病んでる子ばっか相手にしてるといつか刺されるだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています