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相模湾沖合の養殖岩ガキ 出荷始まる 神奈川 真鶴町
漁業が盛んな神奈川県真鶴町で、クリーミーな味わいが特徴の養殖の岩ガキの出荷が始まりました。
相模湾に面した神奈川県真鶴町では、新たな特産品を作ろうと、８年前から漁業者が相模湾の沖合で岩ガキの養殖に取り組んでいます。
おととしから出荷が始まった岩ガキは「鶴宝」と名付けられ、口に入れたときに広がる塩味とクリーミーな味わいが特徴です。
ことしの出荷は先月末から始まり、漁業者たちが岩ガキの殻を削ってきれいに洗ったり、重さごとに分けたりして出荷作業を進めていました。
岩ガキを出荷する会社の皆木孝行社長は「岩ガキひとつから、塩味、身の甘味、貝柱の甘味と３つの味が楽しめるので、ぜひ真鶴町に食べに来てください」と話していました。
真鶴町の岩ガキの収穫は７月上旬ごろまで続き、およそ１万７０００個の出荷を見込んでいるということです。
