校内暴力とは何だったのか ~1980年代教育暗黒史

https://edupedia.jp/archives/23876

校内暴力の実態
校内暴力がどんな状況であったのかなどとても一言で語れるものではありません。詳細を書き始めると大変な長さになってしまいます。露悪趣味ではありませんが、書かねばならない、伝えねばならないと思うので、かなり際どい内容も含めて箇条書きで列挙することにします。すべて自分で見たわけではなく、友人の中学校教師・報道から得た情報もあることを断っておきます。また、地域によって程度の差・発生頻度の差はかなりあったのではないかと思います。

● 教師が殴られた、蹴りを入れられ骨折した、土下座させられたなどは枚挙にいとまがない。暴言やいやがらせ、暴行は日常茶飯事であった。
● 生徒間のいじめも悲惨を極めた。虫や排泄物を食わされるようなこともあった。・・・「いじめ自殺」でネット検索すると詳細がわかる。
● 職員室の机の上を中学生が走り回っていた。
● 校長室のソファーで生徒がタバコを吸っていた。校長は側にいて黙認。
● 夜間に学校に侵入し、全ての窓ガラスを壊して回した。(尾崎豊「卒業」にもその様子が描写されています)
● 教室の壁を蹴りまくる、壁に机椅子をぶつけるを繰り返し、とうとう隣の教室と貫通した。
● 「中学生が窃盗したバイクを乗り回していた」「それで学校に乗り付けた」というのはよくある話だった。「信号待ちで停車していた車のガラスを破壊し、ドアロックを外して運転手を引きずり下ろし、車を窃盗し運転した。」という案件も。