【フィギュア】マリニンの同性愛差別問題 全米協会が〝特別トレーニング〟へ参加要請を発表(東スポWEB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e7d593137c1904f77da9faeaf3a0c22fefd59e
フィギュアスケート男子で〝4回転の神〟と称される米国代表イリア・マリニン(18)が同性愛者を差別する発言を行った問題を受けて、全米フィギュアスケート協会(USFSA)が緊急声明を発表した。
今回の騒動の発端は、マリニンが行ったインスタライブ。そこで「僕の演技構成点(PCS)が上がらないのは、ゲイじゃないからだ。ゲイのふりをしないと」などとフィギュアスケート界を侮辱して大きな批判を浴びた。さらにその後に謝罪したが「ライブでの発言はジョークだ。10代の振る舞いを心から謝罪する」と冗談や年齢を言い訳にしたことで、さらに炎上してしまった。
騒動が拡大する中、ついに全米協会が動いた。米紙「USAトゥデー」によると、マリニン問題に関して声明を発表。「イリヤは彼の言葉について謝罪したが、フィギュアスケートと社会全般におけるLGBTQ+のコミュニティーをよりよく理解できるように〝特別なトレーニング〟に参加するようアドバイスした」と同性愛などへの偏見を更生するプログラムに参加する要請した。すでにマリニンは自身のSNSでこうしたトレーニングへ参加する意思を表明しており、協会側が改めてサポートすることになりそうだ。
その上で協会は「我々はLGBTQ+コミュニティーをサポートし、差別を容認することはない」と同性愛などに対する差別の根絶を強調。マリニンは大騒動を乗り越えて復活できるのか、再起に期待したいところだ。