三菱重の今期、防衛事業の受注8500億円見込む 防衛費増で過去最高
https://jp.reuters.com/article/mitsubishi-heavy-idJPKBN2X10C7
三菱重工業は10日、防衛事業の2024年3月期受注高は過去最高の8000億─8500億円を見込んでいると明らかにした。政府が防衛費を増額したのに伴い、今年度は特にミサイルの受注が増える見通し。

前年度の受注高5571億円から3000億円程度の上積みとなる。防衛省は先月、「反撃能力」の主力装備となる長距離ミサイルシステムの量産・開発を3781億円で三菱重工に発注したと発表していた。

会見した泉沢清次社長は、政府が進める防衛産業基盤の強化策を評価した上で、「防衛整備の予見性が高まった」とし、「プライム(元請け)だけでなくパートナーのみなさんも事業計画が立てやすくなる」と述べた。「これから受注するものについては(利益率が)一定程度改善していくと考えている」と語った。

増産が必要となる防衛事業に経営資源を振り向ける方針で、計画を中止したスペースジェットの人員は、英国、イタリアと進める次期戦闘機の共同開発などにすでに移管した。

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