使用禁止の「まんが」でアサリやハマグリ採ったか 13人検挙 静岡県の2人も＝愛知・豊川河口（静岡放送（SBS））
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2023年3月から5月にかけて、愛知県豊橋市の豊川河口で、遊漁者の使用が禁止されている漁具「まんが」を用いてアサリやハマグリを採った疑いで、静岡県在住者2人を含む13人が検挙されました。
三河海上保安署によりますと、愛知県漁業調整規則を適用され検挙されたのは、23年3月から5月までの間に三河港の豊川河口を中心に設定されている「あさりの採捕禁止区域」で、「まんが」という漁具を使ってアサリやハマグリを採っていたとされる遊漁者13人です。
5月10日の三河海保の発表によりますと、検挙された13人のうち11人は愛知県在住の男性で、2人は静岡県在住の70代男性です。
「まんが」は、柄の先に金属製の籠と複数の爪を取り付けた漁具で、「あさり採捕禁止区域」で用いることは禁止されています。また、13人のうち一部は、愛知県漁業調整規則で禁止されている殻の大きさのアサリやハマグリの稚貝も採っていたということです。
三河湾は、全国的にアサリの好漁場として知られていて、豊川河口に広がる六条潟は、アサリ稚貝の生育地とされています。
三河海保は、検挙された13人が販売などの営利目的ではなく自己消費でアサリやハマグリを採っていたとみて調べを進めていて、近く書類送検する方針です。
