https://karapaia.com/archives/52320892.html
オーストラリアの研究チームが、細菌を利用して空気から電気を作り出すことに成功したそうだ。
土の中に生息する「スメグマ菌(Mycobacterium smegmatis)」は、酵素を利用し、
空気に含まれている微量の水素を分解し、電気を発生させエネルギーとして利用している。
『Nature』(2023年3月8日付)に掲載された研究では、スメグマ菌から酵素を取り出し、
それによって実際に電気を流せることを実証した。
この酵素には、将来的に持続可能な「空気発電」を実現する可能性が秘められているという。